
昨日、気になっていた映画を観てきた。
ディズニーは嫌いでないが、世の中に便乗しているようで評価が出そろうまでもの時間躊躇していたのが本音。
あとは、数年前のアナ雪もありって感じ。
結論からいうと、今回のディズニー映画は アタリ
ですね。
もちろん私の観点にはなりますが、私自身の出来事もあり感動したことと
映像、音楽のクオリティが高く、人生に対して前向きになれる映画でした。
監督がロン・クレメンツとジョン・マスカーの時点で期待できるだろうと気付けと思うが。笑
ただ、ロマンスとストーリーにおける意外性はなかったです。
テフィティが本来の姿に戻るシーンはもののけを感じました笑
ディズニー初となるポリネシア系プリンセス。
ポリネシアについて調べてみると、台湾を起源として太平洋に拡散した人種ということで日本人とルーツは同じらしく
さらに、モアイをつくったイースター島の先住民なんだとか。
登場するキャラクターの特徴やストーリーに納得。※ポリネシア人サイドの批判はあるみたいだけど…
以下、ネタバレ注意
民話を語る祖母のタラ、その話に耳を傾ける子どもたち
スタートからクスッとしてしまうシーンがあり、洋画はこういう面白みがあるので好きです。
と、思いきやもう映画序盤からうるうる。笑
ホント忙しい女ですよ。w
成長していくモアナの中では村にとどまり島を守っていくのか、それとも自分の心に正直になり導かれる海へ踏み出すのか
誰もが経験するであろう、親の望む生き方と自身の抱く生き方とのジレンマが描かれていました。
タラは祖母かつ親友としてモアナを支えました。
無理強いするのではなく、運命を諭すように…優しくモアナの心へ呼びかけ彼女を海へと導きます。
私の中で心に響いたのがタラの背に描かれたエイのタトゥー
モアナが迷っているとき、タラは死んだらエイになって戻ってくると伝えるシーンがありました。
タトゥーは日本であまりいい印象が持たれませんが、海外ではファッションの一部として取り入れているなど様々な背景がうかがえます。
エイと踊っていたり、約束通りエイの姿となりモアナをサポートするシーンは感極まるものが…タラリ
タラにとって生前の守り神であり、死後は家族の守り神として生き続けることができるのだと、永遠さを感じました。
タトゥーへの熱い思いが感じられました。
身内の死は初めての体験ではありませんが、昨年祖母を亡くし、タラとモアナとの間に描かれる絆には心打たれました。
マウイの人生ストーリーも華やかなことばかりでなく、でも無駄な生命は一つとしてない
生を受けたのには何か理由がある
その答えは見つからないかもしれないし、でもひょっとすると自分で決めていいのかもしれない。
世の生命は何かしらと必ず繋がりをもち、共存していくものです。
挫折した過去から再び英雄へと、人生のコマを進めたマウイ。
メディアでは暗い事件を多く取り上げているように思いますが、そんなことばかりではないんですよね。
幸せってそこらへんに転がってるんです。
自身の人生において、それを手に取れるか、幸せか否かを決めるのは最終的には自分。
色々と省みることのできる作品ですが、やはり洋画の見どころといえばシュールなジョーク。
ヘイヘイが大好きですwww
ヘイヘイ出すタイミングはまじで神ですね、笑わせてもらいましたw
ちょっとグッズあさりでもしようかな。
カカモラに至ってはいい意味でザコなんですよ。
カカモラに対するモアナの扱い戦闘シーンも見どころですよ笑
なんといっても、もうすぐ夏!
海!海!海!
海外大好きなので、今年の夏はビーチのあるところに行きたいなぁ~
人生ははかないものですが、考え方一つで素敵な人生を歩めるのかもしれませんね。
ご家族ではもちろん(現にファミリー多かった。)、恋人、友達、行き詰ってしまっている人におすすめ。
とりあえず、日本での宣伝が下手だど思うのは私だけ?w
宣伝で感じる以上に観る価値あった映画でした。満足。